コンサルテーション
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インプラントが必要と思われるポジジョン、本数、方法、費用などについての大まかな説明をします。また、ブリッジ、義歯など他の方法による治療についても検討し、説明を行います。まだ、この段階では費用は発生しません。
検査準備
歯列の型を採って模型を作成し、上下のかみ合わせや欠損部の大きさを確認します。模型上で欠損部にワックスを用いて歯を並べ、形態や機能の面で問題がないかどうかの検討を行います。その結果をふまえて、インプラントを植えるのに望ましい位置や本数を決定します。この段階で検査および植立のガイドに用いるサージカルステントを作成します。
検査
サージカルステントを口腔内に装着した状態でレントゲン写真やCTを撮り上顎洞や下歯槽管の解剖学的な位置関係を把握します。CTを撮影した場合はCTの分析ソフトを用いて3次元的な位置関係を再構築し、画面上でインプラントの植立位置を決定します。残っている骨の高さや幅の状態によっては GBR(骨誘導 Guided Bone Regeneration)やソケットリフト、サイナスリフト等の術式の併用を検討します。このような検査によって植えるべきインプラントの種類や長さ、植立場所および術式(1回法または2回法)などが決定されます。
説明
検査の結果について、実際のデジタルレントゲン写真やCTをお見せしながら説明を行います。また、費用の詳細についても説明をし、印刷された見積もりをお渡しして検討をしていただきます。
手術
手術は専用の隔離された部屋で完全に消毒された状態で行います。消毒されていない部分に消毒された器具が触れる事がないように滅菌した被布で被って準備をします。十分に麻酔が効いた状態で、あらかじめ予定した位置にサージカルステントを用いて正確にインプラントを埋入します。術前のお口の清掃・消毒や術後のレントゲン検査の時間を除くと数本のインプラントを植えるのに必要な時間は30分ほどです。念のため、少し様子を見てからお帰りいただきます。GBR等を併用した場合を除いてはひどい腫れや痛みはありません。
経過観察
植立部位への2次的な感染を防ぐために翌日には術後の消毒を行います。縫合した糸は一週間ほどで抜糸し、8週間から24週間ほどインプラントと骨がしっかり結合する(オッセオインテグレーション)のを待ちます。この期間は手術時の骨の状態や術式、植立場所、用いたインプラントの種類によって決定されます。
また、最近のインプラントの術式では骨の量や質が充分にあり条件が良い場合は即座に仮歯をつけて手術の日から噛める状態にする事ができる場合もあります。
二次手術(2回法の場合)
骨の状態や術式によって2回法を選択した場合はインプラントが骨にしっかり結合するのを待って、歯ぐきを通り抜ける部分の部品を後から取り付けます。必要最小限度の切開のみを行いますので、30分ほどの処置時間で終了します。歯茎の状態が良い場合はメスを使わずに歯科用のレーザーだけで処置を行う場合もあります。
プロビジョナルレストレーション
最終的な冠(上部構造)を作る前に樹脂で作った仮歯を作って実際に食事や会話の時に違和感がないかを確かめます。必要があれば調整を行いながら最終的な形態を作り上げて行きます。
最終補綴
プロビジョナルレストレーションの最終形態を元に上部構造(冠)を作ります。再度、型採りをしてお口の中で調整や確認をした上で完成させます。
メンテナンス
かみ合わせに不具合がないか、清掃の状態は問題がないか、炎症などがおきていないかを確認するため、3ヶ月から6ヶ月に一回来院していただいてチェックを行います。また、普段の歯磨きでは清掃が難しい場所を清掃したり、歯磨きの方法をチェックしたりします。また、年に一度はデジタルレントゲンでインプラント周囲の骨の状態を確認します。