今日のインプラントオペでは卒後2年目の衛生士が初めてセカンドアシスタントをしました。術者(私です)とファーストアシスタントは術衣を着て滅菌した手袋をしていますので、器具・器材の取り出しと滅菌領域への受け渡しはセカンドアシスタントの仕事です。

その他にも当院では、術前の器具の準備や滅菌もセカンドアシスタントが担当します。埋入自体は単純なケースですので、準備するものも多くは無いのですが、なにしろ初めてなのでずいぶん緊張していました。普通は使用する器具の確認は前日に私がちょっと確認するぐらいなのですが、確認に来たのが早々と先週でした。「間にもう2つぐらい他の患者さんのオペが入っているのに、ここで準備しても器具類は先に使われてしまうよ。」と言ったのですが、「とりあえず確認して下さい」との事で確認しました。術式のマニュアルをコピーして読んだり、他の患者さんのインプラントのオペの時にアシスタントワークを見学したり、ずいぶんと気合いが入っています。
ファーストアシスタントの衛生士はベテランなので、聞けばなんでも教えてくれる筈なのですが、準備はまず自分で考えて私に確認するように言ってありましたので、ファーストアシスタントには簡単になんでも教えないように言ってあります。厳しいようですが、こうしないと自分で考えて行動する力がつきません。
いよいよ当日、患者さんを別の部屋にお通しして、麻酔をします。麻酔が効くまでの間に、私とファーストアシスタントの衛生士は最終的な器具のチェックと器材の点検をします。その間にセカンドアシスタントが患者さんのお口の中をPMTCの器具を使ってきれいに清掃・消毒します。私は手術のための念入りな手洗いをして、術衣を着て、滅菌の手袋をして、さあ患者さんをオペ室へと思ったら、、まだ口腔内の清掃をしていました。
ちょっと口腔内清掃、張り切りすぎかなと思いましたが、念入りに口腔内清掃をやっても悪い事は何も無いので待ってました。埋入に入るとあとは何も問題はありませんでしたので、口腔内清掃の時間と同じぐらいで埋入が終わりました。結局、予定より早く終わったので、院長室でお茶を飲みながらこのエントリを書いています。
ずいぶんと緊張をしていたようですが、無事に役割を終えてほっとしました。セカンドアシスタントでの経験を重ねて、ファーストアシスタントをする日もそう遠くは無いと思います。ただ、複雑な術式も沢山あるので、もっともっと目的意識を持って勉強する必要があります。
随分昔ですが、先輩の先生に見てもらいながら最初のインプラントを植えた時の事をちょっと思い出しました。あの時は本当に緊張していたのを未だに覚えています。