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2006年03月26日

●10代に広がる薬物吸入による乱用

 ワシントンの17歳の少女リンジーさんは薬物を吸入して「ハイ」になり幸福感を味わっていました。一緒に吸っていた友達が痙攣を起こして倒れてしまった時も「この子とはもう一緒に吸わない」と思っただけで吸入を続け、友人を助けようともしませんでした。今ではリンジーさんは自分の過去を恥じているそうです。    National Institute on Drug Abuseによれば、家庭内にある化学物質を吸入して乱用しているのを見つけるのは非常に難しいそうです。Dr. Nora Volkowによると、医師でさえ吸入による乱用は見過ごしがちであり、昨年は青少年の10人に一人が吸入による乱用を行ったと推定されるそうです。いまでは中学2年生の間で乱用がひろがっています。

 溶剤やガスの吸入による乱用はアルコールによる酩酊と同じような状態を起こし、大量に吸引すれば鎮静、感覚喪失、意識の混濁なども引き起こすそうです。

local6.comより

 日本でもシンナーの吸引は大きな問題です。徐々に低年齢化が進んで来ているのもアメリカと同じです。さらにシンナーは覚せい剤などのハードドラッグへのゲーターウェードラッグであるという説もあります。

 また、日本での研究(第51巻 日本公衛誌 第12号 埼玉県下中学生における有機溶剤乱用に関する研究)では有機溶剤乱用へのリスクを高める要因として,常習的な喫煙行動,家族から喫煙を勧められた経験がある,夕食を一人で食べる頻度が高い,乱用現場を目撃した経験がある,友人に乱用者がいる等があるとしています。

 日本では学校の敷地内での禁煙化が進んでいるのですが、先生の隠れタバコによるボヤ騒ぎが続出!という現状です。喫煙 -> シンナー -> 覚せい剤というGateway drug theoryが本当なら、お願いですから先生は生徒の前ではタバコを吸わないで欲しいと思います。
 

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