●Baby on Board T-shirt でSport Barが訴えられる
日本でも「赤ちゃんが乗ってます」とか「BABY in CAR」とかいうステッカーを貼っている車を見かけます。信号などで停車していて、前にそんな車を見かけると、ついつい、文法的に間違ってるだろうとか、carには定冠詞 theを付けるべきだろうとか、そもそもin carじゃなくてon boardだろうとか突っ込みを入れながら運転をしています。毎度なので家族からあきれられています。
正確にはBABY on BOARDとするべきなんですが、これが車ではなくお腹に書いてあったので大変な事になっています。
双子のKelly と Kimberly German姉妹がフロリダのスポーツバーKer's Wing Houseを訴えました。彼女たちが働いていたWing Houseでは妊娠中の従業員の制服ははオーバーサイズのBaby on Board↓とロゴが入った黒いTシャツに決まっていたからです。このTシャツを来て勤務していると、知らない人からお腹を触られたり、「ボーイフレンドとは一緒に暮らしてるの?」とか余計な質問をされてしまうそうです。Kimberlyはお金が必要だったので、Tシャツを着る事に同意したのですが、産休をおえて職場復帰すると降格させられてしまいました。KellyはTシャツを着る事を断ったため、マネージャーから圧力を受けたり、勤務時間を減らされたりしたそうです。結局、客が注文したソフトドリンクの代金の請求をしなかったという理由でクビになってしまいました。
Wing Houseはフランチャイズで、他のフランチャイズ店にもBABY on BOARDシャツは妊娠中の従業員の制服として用意してあるのですが、着用を無理強いされる事はないそうです。この問題が公になってすぐにKimberlyはウエイトレスからバーテンダーに昇格し給料が倍になりました。Kellyも元の職場に復帰しないかと言う申し出を受けたそうです。
Wing HouseのHPを見ていただくと判るのですが、この店の女性従業員の普段の制服は胸を強調した黒のタンクトップと短いショーツです。アメリカの同じような形態のレストランチェーン店、Hootersと同じような感じの店のようです。
Hootersはモデルのような美女のウェイトレスさんがやや露出の多い(やはりタンクトップとショーツですが)制服で、注文をとったり料理や飲み物を運んでくれるだけで、至って健全な店です。夏に審美歯科の研修会でアメリカに行ったとき、とあるHooters前を通りかかったら相変わらずオヤジで溢れていました。あくまで、前を通っただけですけど。
健全は健全なんですが、妊婦さんが働くにはちょっとどうかな?という雰囲気の店ではあります。
アメリカの大学に勤務していた時、通勤に使う高速道路の脇にHootersのタンクトップを着たウェイトレスさんの大きなビルボード(看板)が立っていました。「どんな店だろう?」とちょっと不思議に思っていたのですが、同僚が「ウェイトレスさんがあの格好なだけで普通の店だよ。」と教えてくれました。
その後、ラボの技師さんの娘がHootersで働いていて、Calendar Girl of the Monthに選ばれました。地方紙に写真入りで紹介され、同僚が皆、普通に"Congraturations!"とお祝いの言葉をかけていましたので、結構、名誉な事だったみたいです。
