●マッシュアップで何が出来るの
最近、「マッシュアップ」と呼ばれるソフトウェアが登場しています。これは複数のソースから提供されるコンテンツを組み合わせた複合型のソフトウェアの事なのですが、特にデジタル地図の分野ではすでにさまざまな情報を提供するマッシュアップが登場しています。
すでに何百個ものマッシュアップが存在し、オンライン地図上でさまざまな情報を提供している。それらのなかには、ガソリンスタンドの価格情報、ハリケーン情報、温泉の場所、犯罪の統計といった実用的なものもあれば、便器の写真、UFOの目撃情報、ニューヨークの映画ロケ現場、シアトルのタコス屋台、さらにはGoogle Mapsと人気の投稿サイト「HotorNot.com」を組み合わせた「Hot People by ZIP Code」のような、軽薄とはいわないまでも、娯楽に近いものもある。
15年程前アメリカに住んでいた頃、コロラドへスキーに行くためVacation Retal(休暇期間を過ごすための貸家)を探した事があります。まず、スーパーマーケットでスキー雑誌を買うと広告欄には仲介をしてくれる不動産屋さんの広告がたくさん出ています。また、地域の観光局に手紙を書いて不動産屋さんのリストを送ってもらいました。リストの最初から不動産屋さんに電話をかけて、空きを確認して資料を郵送してもらいます。価格や広さ、立地なんかを比較検討して予約しました。すごく面倒でしたし、借りた家はちょっとイメージと違ってました。
昨年、審美歯科の研修会でハワイに滞在した時は、Vacation Rental Houseのオーナーが広告を出しているサイトVRBO.COMで探しました。リアルタイムの空家状況も分かりますし、写真もありますので選ぶのは簡単です。あとはオーナーにwebmailを送って契約書にサインすれば終わりです。難点は地図情報が無いので、別に住所からgoogle mapで位置を確認しなくてはなりません。ビーチまでの距離なんかもちょっとわかりずらいです。
これが、最近のマッシュアップされたサイトではどうなるのでしょう。Vacation Rental ではありませんが、Googleの地図サービスとCraigslistが提供する人気の不動産情報を組み合わせた「HousingMaps.com」というサイトを見るとさらに便利になっています。
都市名と家賃を入力すると地図の上にマークが出ます。シカゴで家賃$1000以下だと、中心部のワンルームか「危ないエリア」になる見たいですね。$1500出すと割と良さそうな家があります。物件によっては吹き出しに写真も出るのでどんな感じの家だか分かります。スーパーマーケットまでの距離だとか、近所の病院なんかもすぐに調べる事ができます。
日本でもこんなサイトができたら便利でしょうね。「今、空いているレストラン」だとか、「今すぐに受診可能な医療機関」がナビ付きで表示なんてサイトがもうすぐ出来るかもしれません。