不正研究者に罰則 論文捏造など防止 文科省検討

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FujiSankeiBusiness i によると不正研究者に罰則 論文捏造など防止 文科省検討

 国内外で科学論文の捏造(ねつぞう)や改竄(かいざん)が相次ぐなか、文部科学省は二十八日までに、不正を行った研究者に罰則を科すことも含め、捏造を防止するための対策について検討を始めた。

 国内では、大阪大学の研究グループが米医学誌に発表した論文にデータ改竄があったことが今年五月に発覚している。また、九月には東京大学教授の論文で実験データの存在を確認できないことが判明した。

 海外でも胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の研究をめぐり、韓国ソウル大学の論文で捏造疑惑が浮上している。

 昔、大学にいた頃、文部省(当時)の科学研究費の報告書などを見ていると本当にむちゃくちゃでした。こんな事本当に出来るの?なんていう研究テーマで科学研究費が承認されており、研究結果の報告は必ず「今後の課題である」で終わっていました。承認された課題で研究をやっていないならお金はどこに消えたのでしょうか?
 
 別の、自分が実際にやっている研究費に流用するという人もいたようです。褒められたことではないですが、まだまともです。大学院生や学生を研究補助員として雇った事にして(空バイトですね)謝金を現金で手にしたり、個人で使うノートPC(昔は100万円近くしてました)を「実験器具」として買ってしまったという話も聞いた事があります。学会に行った事にする空出張もあったそうです。はっきり言って「犯罪」です。

 国庫からの支出である以上、支出とその結果についてはきちんと評価する必要があると思います。大学が独立法人化される事によって、私企業並みにお金の使い道とその効果についての評価がなされるのは良い事だと思います。ただ、評価するにきちんとした評価基準がないと、学閥や人脈でお金の行く先が左右されてしまい、却って硬直化してしまう心配もあります。

 最後の砦は「研究者の良心」かもしれません。

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このページは、院長が2005年12月29日 13:46に書いたブログ記事です。

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