カウチポテトな一日

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 日曜日は一歩も外出せず、ただひたすら本を読んでDVDを観て、チェロの練習をして、暖炉に火を焚いて過ごしていました。

 見た映画は「2001年宇宙の旅」「ターミナル」「トリスタンとイゾルデ」の3本です。
2001年宇宙の旅
 「2001年宇宙の旅」は説明するまでもない古典的名作です。映画館で3回、DVDでも何回も観ていますが、何度観ても飽きません。(何度観てもラストシーンは意味がわかりませんけれど)あと、ブレードランナーとかスターウォーズのエピソード4等も何度もみてしまう映画です。

ターミナル DTSスペシャル・エディション<2枚組> 「ターミナル」はトム・ハンクスは良かったのですが、脚本にイマイチ、リアリティがありません。最初に言葉が全く通じなくてトランジットロビーから出られなくなるのですが、どんなにマイナーな言語でもニューヨークだったら誰か通訳を探してくる事が出来るんじゃないの?と思いました。それに、ビクターはロシア語が判るみたいですので、ロシア語で説明をすれば良さそうなものです。アメリカには亡命してきたユダヤ系ロシア人がたくさんいますので、空港職員の中でロシア語を話す人がいない訳がありません。また、ビクターがニューヨークに行く事にこだわる理由がぜんぜん納得できません。手紙で済む用事じゃないんでしょうか?ファンタジーとしては良いのかもしれませんが、駄作です。

トリスタンとイゾルデ
 「トリスタンとイゾルデ」はワーグナーの楽劇でも有名ですが、去年映画化された作品です。こちらのほうは適度に美しく、適度にリアルな映像です。物語自体は中世から語り継がれて来た有名な話ですので、だれでも結末を知っています。悲劇に向かう途中のひとときの平穏で耽美的な時間というのがよく描かれていました。ただ、重要なモチーフである「媚薬」が出てこないのはちょっと残念です。媚薬が出て来ないので、原作では婚約者を殺されてトリスタンを恨んでいるはずのイゾルデですが、映画では最初からトリスタンに好意を寄せています。だから、毒薬でトリスタンを殺そうとするのですが、「間違えて」毒薬ではなく媚薬を盛ってしまい、互いに恋に落ちてしまうのです。すごく憎んでいた相手なのに恋に落ちてしまうという葛藤が無くなっています。ちょっと物足りません。
 また、原作ではすでにトリスタンと関係を持ったイゾルデの身代わりとなって、イゾルデの侍女が身代わりとなって王との初夜を迎えるというのも重要な物語の展開の一部です。ところが映画ではイゾルデの侍女がイゾルデの「乳母」になっていたので、この年齢で王をダマせるのか?と思っていたら、「身代わりの初夜」のエピソードはばっさり切られていました。

 トリスタンとイゾルデの物語は語り継がれて行くうちにいろいろなバリエーションが派生していますので、これもまた現代版のバリエーションと見れば良いのかもしれません。

 と、いう訳で映画を3本観て、後の時間は本を読んだり、うたた寝をしたり、チェロの練習をしたり、ネットしたりしていたので、結局12時間かウチの上で過ごしてしまいました。昨日「安静に?』していたためか、今日はちょっと体調が良いです。

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このページは、院長が2007年12月16日 22:42に書いたブログ記事です。

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