大学の同窓会の設立20周年で長崎へ行ってきました。私達が第一期の卒業生なので、卒後20周年でもあります。会場は大浦天主堂の下の全日空ホテル、偶然にも26年前に受験で泊ったホテルでした。
少し余裕を持って熊本を出発したのですが、大雨の影響で高速道路がずっと80km制限でした。到着したのは開始の5分前、部屋に荷物を置いて会場へ走りましたが残念ながら5分遅刻してしまいました。
長崎ではこのような席の料理は通常、卓袱(しっぽく)料理です。スピーチが始まるまえに「おひれをどうぞ」と言われて、お椀のお吸い物を食べます。具が入っていて暖かいお吸い物を食べると、お腹がちょっと落ち着いて長いスピーチもなんとか乗り切る事ができます。
今回は5分遅刻したので、おひれを食べる事が出来ませんでした。長いスピーチの間、空きっ腹を抱えて我慢してましたが、もう限界!というあたりでようやく乾杯でした。
今日のアトラクションは、私たちの恩師、大井教授率いる弦楽カルテットの演奏でした。私達が学生時代に大井先生がチェロを習っておられるというお話は伺っていたのですが、実際の演奏を聞かせて頂くのは初めてでした。女性4人のカルテットはとても繊細で美しい演奏でした。Eine kline NachtmuzikもモーツアルトのDivertimentoもすばらしい演奏でした。
私が大井先生の年齢になったとき、あれぐらい弾ければよいのですが、どうも忙しさにかまけて練習をサボりがちの私には難しいかもしれません。

車から降りると心地よい風が吹いていて、熊本市内よりずいぶん過ごしやすい感じです。テラスに席をとってもらって、食事の時もマシュマロと一緒です。このお店はテラス席にはリードを繋ぐための係留フックまで準備してあります。細かな配慮が嬉しいです。マシュマロは番犬にならない愛想の良い犬?ですから、食事の間はテーブルの横でおとなしく寝ていましたが、他のお客さんから「かわいい」と言われるといちいち振り返ります。「可愛いを自分の名前と聞き違い」という
新婦側の主賓のスピーチを頼まれていたので、開始から5分ぐらいでスピーチの順番が回ってきました。前回、スピーチをした時は緊張から目の前の水をがぶ飲みしてしまって、それをすっかりスタッフに見られていて後から指摘されてしまいました。今回も、予め私の席にだけは水が用意してあったのですが、一口、口をつけるだけにしておきました。いざ、話はじめるとちゃんと原稿は用意してあったのですが、専門学校を卒業してうちに就職し、国家試験の合格を皆でお祝いした最初の頃からこの5年間の色々な事が思い出されて、胸にぐっと来て時々言葉に詰まってしまいました。なんとかスピーチを終わったのですが、泣かないようにするので精一杯でした。誠実でまじめな好青年の新郎と美しい新婦、ゆっくりとした進行と美味しい料理でとても感動的な披露宴でした。