今朝、最初の患者さんは矯正装置の装着でした。歯が抜けてしばらく時間が経っていたので、残っている歯が移動してしまい、インプラントを植えた後に元の位置に戻すために矯正をして元の位置に戻します。矯正装置を歯の表面に貼付けるのは0.1mm単位の正確さを要求される処置です。インプラントの上の仮歯を調整し、他の歯に矯正装置を貼付けてワイヤーを通して2時間程で処置が終わりました。
午前中、2人目の患者さんはポーセレンラミネートベニアの形成と印象です。削る量は0.3mm程しかないのですが、逆に過不足なく削るのは少し難しいのです。顕微鏡を見ながら予め作っておいたシリコンのコア(ガイド)を当てて慎重に削り、シリコンの印象材で型を採って、樹脂の仮歯を調整しました。トータルで1時間半ほどで終わりましたので、早めに帰宅して昼食をとり、チェロの練習をしました。
午後最初の患者さんは抜歯即時インプラントでした。根の中で炎症が広がっていて、先端のセメント質が肥大してしまい、一部は骨と癒着していました。周囲の骨を傷つけないように抜歯するのが一番、難しくて30分ほどかかってしまいました。インプラントを植える事自体は位置と方向と角度と深さを間違えなければそんなに難しい事ではありませんので、植えるのはそんなに時間がかかりませんでした。抜歯している時間よりインプラントを植えている時間のほうが短いぐらいでした。予定の時間より30分ほど早く終わったので、おやつに患者さんから頂いたチーズケーキを食べて、コーヒーを飲んで一休みしました。
午後の2人めの患者さんは奥歯の仕上げの形成と印象(型採り)でした。顕微鏡をみながら仕上げをしてシリコンの印象材で型を採りました。シリコンの印象(型採り)は一発勝負?みたいなところがありますので、いつも真剣勝負なんですが、今日は2回目に満足出来る型が採れました。歯ぐきの状態が悪ければ型が採れずに「今日は中止」という事もありますので、患者さんの普段の歯磨きも重要です。
午後の3人目の患者さんは矯正のための小臼歯の抜歯でした。抜歯自体は30分ほどで終わりました。
結局、今日の診療は5人の患者さんを診せていただいただけだったのですが、すごく内容が濃い一日でした。